銀行より住宅ローンの金利見直しのお知らせが届きました。
「金利見直しについて話を聞こう」と夫と2人で銀行へ相談に行きました。
融資担当の方からは、夫の希望でもある「早期完済」に向け、繰り上げ返済の提案がありました。
相談中に、全額完済以外のいろんなパターンの返済方法を提案してくれました。
即答できないので、担当の方から繰り上げ返済に必要な書類2通
▪「繰り上げ返済用の用紙」
繰り上げ返済依頼書とか繰り上げ返済受付票などど銀行によって呼び方が違う
▪「委任状」
記入すべき項目に〇をつけてもらい書類を持ち帰りました。
住宅ローンの金利を見直すはずが完済する方向へ話が進んでいきました。
夫からは「あとは、貴女次第」と言われストレスで髪が白くなってしまうくらい約1ヶ月悩んだ結果、夫の希望通り住宅ローンを完済する事になりました。
完済のための繰上返済手続き
完済のための繰上返済の手続きは、私1人で行きました。
「繰り上げ返済用の用紙」
金額の欄は空白のままで住所/氏名/電話番号/取扱番号(住宅ローン受付番号)を記入。
返済方法(口座引落)にチェック。
我が家のように「代理人」が手続きをする場合は、委任者(夫)が代理人(私)の住所/氏名/電話番号/続柄を書きます。
その2枚の書類と通帳印と通帳を持って銀行へ。
書類を提出すると返済金額と返済する日までの利子を計算してくれるのです。
金額は、当日銀行で融資担当に利子込の金額を教えてもらい書きました。
しかし、金利の計算の仕方が間違っていたためか「しくじり感」が…
自宅で計算してきた利子は予想していたよりも多かったです。はぁ~。
繰上返済の手続きはアッという間に終わりました。
最後の1回は住宅ローン支払い口座から引落にしてもらいました。
月末に最後の返済日があり住宅ローンは完済しました。
抵当権抹消手続きはどうする
銀行の融資担当から電話がありました。
「抵当権抹消手続きの件ですが、「土地と建物」ですので司法書士の先生に頼むと15,000円から…。
見積もりをと取らないとわからないですけど。どうしますか?お返事は1週間後にお待ちしています。」とのこと。
ネットで検索したら「法務局局員の方は教えてくれないので、ひな形を見て自分で書類を書くしかない。」「何度も法務局に出向くようだ。」というような事が書いてあったりします。
「普通の人が出来るの?15,000円で頼むしかないか…。」と思い悩む日々。
銀行の融資担当に連絡をする日が近づいてきました。
そこで、最寄りの法務局に電話をしてみることにしました。
「住宅ローンを完済して抵当権抹消手続きを自分でやってみたいのですが?」
「はいはい、みんなやってますから大丈夫です。丁寧に教えますから。来るときは当日はダメ。2~3日前に電話予約をして。あと判子ね。判子、シャチハタはダメ。認めでいいです。(優しく教えてくれました)」
そして、融資担当に電話をしました。
「自分で抵当権抹消の手続きをしてみます。」
「手続きに関する書類ですが郵送だと1週間後。受け取りだと今日の午後には書類のご用意が出来ます。」
もちろん、電話した当日の午後に受け取りに行きました。
抵当権抹消のために銀行から受け取った書類
銀行借り入れにの時に、「家」「土地」と2回に分けて借り入れをしているため受付番号が2つあります。
抵当権解除証書 後記不動産につき〇〇年○○月○○日受付第○○号で登記した 抵当権は、本日解除いたしました。 物件の表示 1.○○市区長村○○町●丁目●●番地○○号の土地 1.○○市区長村○○町●丁目●●番地○○号 家屋番号●●番地○○号の建物 |
(本来なら書類の右上にある抵当権解除の日時/銀行の代表氏名・住所は略。)
(銀行の代表の方)が「抵当権解除証書」記載のとおり、抵当権の抹消登記申請に関するいっさいの権限を(夫に)委任します。という旨の事が書いてある書類。
委 任 状 私は、夫の自署氏名 を代理人と定め○○年○○月○○日付 「抵当権解除証書」記載のとおり、抵当権抹消登記申請に関する いっさいの権限を委任します。 |
(本来なら書類の右上にある抵当権解除日時/銀行の代表氏名・住所は略。)
他に契約時に銀行で記入したローンの契約書や返済方法などの書類が返ってきました。
もう融資担当とは会うこともないと思っていたら、最後に「これからは住宅ローンつもり貯金ですね。今回の繰上返済で70万円お得になりました。よろしかったら、NISAでもいかがですか?」
「元本保証で手数料がかからないのであればやりたいですね。」と答えると融資担当者からNISAのお話はありませんでした。
まとめ
▪月々の返済の他に繰り上げ返済を考えているなら、前もって銀行で住宅ローン残高と利子や返済金額などを相談に行った方が良い。
▪住宅ローンを完済するなら、一括完済せず最後の1回を住宅ローンの支払い口座から返済日に返済すると手数料なし。
(例) 利子込み住宅ローン残高 501万円→繰上返済で500万円。
残金1万円は住宅ローンの支払い口座から返済日に返済する。