筑波大学の授業は1時限は75分、6時限まであります。
授業を何日休むと評価が下がるかはその授業に次第、出席しなくてもいい授業が稀にあるとのこと。
遅刻厳禁、8:40になると教室の鍵を閉めてしまう授業もあるそうです。
時間割、雨天時の移動、病欠、GAP、教職科目、成績通知、集中授業などざっくりとご紹介します。
授業について
下記の表が時間割です。
時間割 | 開始時間~終了時間 | 休憩時間 |
1時限 | 8:40~ 9:55 | 9:55~10:10 |
2時限 | 10:10~11:25 | 11:25~12:15 |
3時限 | 12:15~13:30 | 13:30~13:45 |
4時限 | 13:45~15:00 | 15:00~15:15 |
5時限 | 15:15~16:30 | 16:30~16:45 |
6時限 | 16:45~18:00 |
15分の休み時間に徒歩や自転車で次の授業がある教室へ移動し、トイレに行ったりもするのでのんびりしていられません。
①バスに乗り移動。
②雨に濡れながら自転車で移動。
③カッパを着て自転車で移動となります。
傘をさしての構内外を自転車移動をすると先輩に注意されるかもしれません。
先輩方は雨天の構内外を①〜③で移動をしています。
娘はバスに乗るか雨に濡れながらの自転車で構内外を移動しているようです。
11:25~12:15が昼食の時間。
キッチンカーや学食・パン・お弁当、校外に出て外食する人やアパートやグロビや宿舎に戻って昼食をとる人もいます。
病欠の場合は診断書が必要。
しかし、娘は「あまり診断書を出している人を見たことがない。」
「たぶん、欠席表のようなものに必要事項を記入して担任とその授業の先生に判子をもらうのでは」ということでした。
GPA
GPA とは 「Grade point average 」の略です。
アメリカの大学では、一般に成績配分が下記の表のようになっています。
A+ | A | B | C | D | P | F |
90点以上 | 80~89点以上 | 70~79点以上 | 60~69点以上 | 60点未満 | _ | _ |
4.3 | 4 | 3 | 2 | 0 | _ | _ |
A+: 到達目標を達成し,きわめて優秀な成績をおさめている
A : 到達目標を達成し,優秀な成績をおさめている
B : 到達目標を達成している
C : 到達目標を最低限達成している
D : 到達目標を達成していない
P : 定められた学修水準に到達している(単位取得)
F : 定められた学修水準に到達していない(落単)
4.3×Aプラスの単位数+4×Aの単位数+3×Bの単位数+2×Cの単位数+0×Dの単位数÷GPA対象科目の総履修登録単位数=GAP
娘の同級生内での「筑波大学GPAの目安」 | |
4.0以上 | 5段階評定の5(優秀)。到達目標を達成し、きわめて優秀な成績をおさめている。 |
4.0〜3.5 | 5段階評定の4(平均以上)。フル単。到達目標を達成している。 |
3.5〜3.0 | 5段階評定の3(平均)。最低限の到達目標を達成している。 |
3.0〜2.5 | 学類・学期によっては学期平均GPAが3~2.5になることもあるのでもう少し頑張っておくと安心 |
2.5〜2.0 | 4年間で卒業ができるか心配になってくるので、必修単位だけでも勝ち取っておきたいところ |
2.0〜0.0 | 進級ギリギリかもしれない 生活スタイルを見直したほうが良いかも。 |
学類によってはゼミや研究室の選考にGPAが使われることがあります。
娘の学類では、研究室の選考は立候補→予定人数より多い場合話し合いや面接、たまにGPAバトルで選考されるらしいです。
また、筑波大学の授業料免除申請(文科省とは別)にも関係があるようです。
1つや2つ落単(単位を落とすこと)するのはそんな重大なことではないですが、多くの科目を落単してしまい年間15単位以下しか修得できないと除籍になってしまいます。
(と学則にはありますが、学長に「ごめんなさい」と許しを請うて誓約書にサインすると1年のみ除籍を免れるという噂もあるとかないとか…?)
たまにGPAポケモンというワードを目にしますが、それは学期ごとの最終GPAを元に例えば3.55だったらポケモン図鑑No.355というように「ポケモン図鑑のナンバー」とGPAを示し合わせるというものです。
ツイッターで騒いで遊んでいる人がいるそうです。
GPA換算対象外の科目=教職科目
教員免許の取得のための教職科目があります。
教職科目は「担当の科目についての教える方法」や「教育に関してや歴史や基礎」「子供に対してどう向き合うか」などなど多くの科目を学ぶことになります。
残念ながら、ほとんどの学類では教員免許の取得のための教職科目は、GPA換算対象外であることが多いです。
教職員になる人が多い学類は数学類や物理学類、人文学類、教育学類などです。
しかし、その学類以外の、主に実験や実習のある学類生は教職の授業を取ることが難しく、教職の授業を取るとフルコマ(1日6コマ丸々あること)になってしまうことが多く、「辛い」と教職の授業をとることをやめてしまうことが多いそうです。
娘は、自分が在籍する学類で「教職」を取っている人のうちのだいたい1割くらいの人が最後までが残り教員になるのだろうと感じているようです。
集中授業
「集中授業」は土日や長期休暇中、たまに学期中の平日に筑波大学の先生や他大学の先生、企業などから先生をお呼びして数日、または1日数時間(1〜5限、2〜6限であることが多い)と集中的に授業が行われるので「集中授業」とされています。
他学類の科目でも授業内容は入門的な事が多いため気軽に履修でき教職科目も多くあるため、いろんな学類の対象学生の多くは「集中授業」を受けています。
履修している人からの目線では、同じ科目の授業を同じ場所でずっと座って聞いているのは「少し集中力が必要だ」と感じているようです。
成績通知
成績通知の発送時期は春学期分9月中旬、秋学期分3月中旬です。
成績通知は科目番号、授業科目名、科目単位数、評価、習得単位数、成績集計表が通知されます。
ほかに、不合格単位数、習得単位数、習得単位数計、同学年平均をグラフ表示されたものと計2枚が成績通知送付先に郵送されてきます。
我が家は成績通知が届いたら画像にとり娘にLINEで送っています。
まとめ
GPAの計算方法は
4.3×Aプラスの単位数+4×Aの単位数+3×Bの単位数+2×Cの単位数+0×Dの単位数÷GPA対象科目の総履修登録単位数=GAP
GPA換算対象外の科目=教職科目
「集中授業」は土日や長期休暇中、たまに学期中の平日の数日または1日数時間ある。
「集中授業」には教職科目が多くある。
成績通知の発送時期は春学期分9月中旬、秋学期分3月中旬