「志望の動機」

2日間で「志望の動機」を書いてくるように言われてきた娘。
「志望の動機」の提出は、人文学類、比較文化学類、教育学類、心理学類、障害科学類、生物資源学類、地球学数学類、物理学類、化学類、知識情報、図書館学類、医学類、看護学類、医療科学類の推薦入試志願者のみ。

作文用紙は25桁×24行の600字です。

なかなか書けない苦しみ

第1回目の提出期限の翌日は全統記述模試でした。
しかし、娘は模試の勉強はせずに「志望の動機」を書いていました。
2日後、第1回目「志望の動機」を書きあげ担任(筑波大学卒)に提出したのですが、担任から指導が入りました。
「過去の経験を書くのも重要だけど・・・。ただ、過去の経験だけを書いただけでは「大学で何をどのようにしてどんな事を学びたいのかが伝わらないんだよ。」

ダメな例
今までのやってきたことを書き連ねてしまったみたいです。
「自分が頑張った事アピール」が7、将来について3。

職員室内の担任の席で指導を受けていると「娘さん、筑波の推薦受けるんだって?頑張って!」と担任の背向かい席の国語の先生(筑波大学卒)から声がかかったとのこと。
その国語の先生にも「志望の動機」の添削をお願いしたらしいです。
「理系の事はわからないけれど見てあげる」と快諾してくださったとか。

進研模試、全統マークと模試が続くため模試の勉強やセンター試験に向けての勉強もしたい。
しかし、優先順位は「志望の動機」を書きあげる事。
「志望の動機」を書きあげない事には、面接の練習ができないのです。

書くことを控えた方がいいことと書くべきこと

当時の何十枚もある「志望の動機」を見ると、担任からは「同じ事の繰り返し」「深くなっていない」「話が飛びすぎ」「これはどういうこと?」「どんな研究なのか?」「意味が分かりません!」「なぜ個人名?」

国語の先生からは「あいまいな言葉。面白さ、さまざまな○○、○○力などを使うときは具体的な事例が不可欠です」「興味を持ってどうしたのか?」「何も伝わってきません」「具体性のない話ばかり」などと添削されています。
志望理由として
・「国立で学費が安いから」
・「有名大学だから」
・「一人暮らしが出来るから」
・「自転車で通える距離なので」などと
「学びたいこと」とは関係ない事を書いてしまう人はいないと思いますが・・・。

でも「オープンキャンパスで○○教授の模擬授業をうけたから」
「○○教授を受けたいから」
「○○教授の研究室に入りたい」と教授の名前を書きたくなってしまう人は多いと思います。
娘も書いていましたよ・・・。
ダメな例
「○○教授の研究室に入り○○の研究をしたいです。」
もちろん指導が入りました。
担任からは「その○○教授が長期入院とか、定年退職とかまさかの自己都合退職とかで授業が受けられない事になったらどうするの?○○教授と知り合いなの?○○教授の事は何か知っているの?」
娘は「志望の研究室」の教授の名前を出しただけで会ったこともありません。
個人名を出すのはNGと指導されました。

また、今までの出来事や経験を書いてから将来の夢について書く人がたくさんいると思います。
娘も今までの出来事から将来の夢について書いています。
「高校3年間、○○の実験をしたので大学でも就職先でもその実験を続けていきたい。その実験が出来るのが筑波大学だと思っています。」
担任からまたまた指導が入りました。
「実験が出来るから筑波大?筑波に行って何をしたいの?何の勉強をしたいのよ。その為に、今まで何をしてきた?」
「あと、なぜ筑波大学を選んだのか』を理解してもらえるように書かないと「筑波大学に来なくても他の大学で実験すればいいのでは?」って面接官に思われるよ。」

「筑波大学でやりたいこと」「将来の夢」はあるけれど、決められた文字数で最終提出期限までの2週間という時間の中で書く作業はかなり苦労していました。

娘が書きあげた「志望の動機」

提出期限の数日前に、「リケジョ」向きのやり方だったのかフローチャート方式で
「なぜ筑波大学で学びたいか?」
「なぜ筑波大学でなくてはダメなのか?」
「何を学びたいのか?」
「将来の夢は?」と突き詰めていき文章にまとめていました。
これが良かったのです。
筑波大学で学ぶ理由がはっきりし、「志望の動機」が書けたことで「絶対に推薦入試で合格するんだ!」という気持ちが高まったようです。

娘の願書に添付した娘の「志望の動機」には
書き出しの高校生活の思い出や経験と学びについて5行
①高校生活の思い出や経験
②自分がどう行動したか
③何を学んだか
▪入学後の勉学や研究への意欲を具体的に10行

①入学後に大学で学びたいこと
②勉学や研究への抱負意欲

筑波大学の研究室関する事と卒業後の仕事や就職への意欲を9行
①筑波大学の研究室に関する事
②卒業後の仕事や就職への意欲について
でまとめました。
3年間頑張ってきたことは先生や学校長が推薦状に書いてあると思うので、筑波大学に入学後にどのしたいか思っていること考えていることをを文章にまとめていくと良いと思います。

やっと、担任や国語の先生から合格点が貰えました。
しかし、それからも大変でした。
「志望の動機」(推薦入試用)という原稿用紙にペンで記入。
修正液、修正テープ禁止、書き誤ったら何度も書き直しでした。

「志望の動機」は大切

7月中に保護者面談で担任から言われた事は「公募推薦の準備とセンターの勉強を両立しないと、それはそれは時間に追われるし大変です」

願書提出は10月末。
毎日、帰宅後 睡眠時間を削って「志望の動機」を書いて翌日提出&指導。
指導を受ければ振り出しに戻り「志望の動機」を書き直し。
受験勉強の時間が取れない焦り。
志望の動機を書いていた提出期限までの2週間は時間に追われ、親子共に睡眠時間は3~4時間。
心身ともにつらい日々をおくり担任からの言葉を一番実感した時でした。

まとめ

面接は「志望の動機」を見て質問します。

▪推薦入試の面接官は「志望の動機」を見ながら面接をするので、願書に添付した志望の動機」は必ず数部コピーをしておいた方がいいです。
▪「なぜ筑波大学で学びたいか?」
「なぜ筑波大学でなくてはダメなのか?」
「何を学びたいのか?」
「将来の夢は?」を自分の言葉で書けないと面接で面接官からの質問にしっかりとした返事が出来ないのです。
▪「予備校で添削指導を受けているのだろう」or「依頼されてないから」という理由から「添削指導する?」とは聞いてくれない高校の先生もいるかもしれません。
ぜひ、担任と国語の先生に、できれば志望教科の先生に添削指導をお願いしてみてください。
▪どうしても納得がいくような「志望の動機」が書けないあなたへ
筑波大学の志望学類や研究室などのHPやオープンキャンパスのパンフレットなどを再度確認をしてみることをお勧めします。
志望学類を理解することは大事と担任が言っていました。…
▪例えばですが「看護師さんの優しさに触れ…」や「ガンを克服した水泳選手の…」のような感動系の「志望の動機」を多くの人が書いていると思います。
他の受験生と同じようなことを書いて目立てる自己アピールできるでしょうか?