1日目に小論文、2日目に面接がある学類を受験しました。
推薦入試1日目の朝、娘は交通渋滞回避と受験会場の雰囲気に慣れるため朝食もそこそこにホテルを出て土浦駅西口のバス停からバスに乗り試験会場へ向かいました。試験会場最寄りの(筑波大学循環)バス停で下車、そこから案内板に沿って構内に入り試験会場に到着したようです。
推薦入試1日目(小論文)
娘から試験会場到着を知らせる電話で「(受験会場最寄りの)バス停を降りたら、かなりの人がいて前の人の後についていったら試験場に着いた。」と恐ろしい事を言われました。
前の人たちと違う試験会場だったらどうしたのでしょう…。

筑波大学 医学試験場案内板
娘も余裕を持ってホテルを出たのですが、受験会場最寄りバス停付近にはすでに受験生の集団がいたようです。
迷子になって遅刻したら不合格になるので試験会場と最寄りのバス停は間違わないように。
試験場には前日15時から「試験実施に係る掲示(試験室などのお知らせ)」があり、掲示されている試験室に移動して娘は着席時間(開始時間15分前)まで教科書を読んでいたそうです。
周りの受験生は志望学類に関する専門的な本を読んでいる人が多かったとのこと。
受験開始前の机の上には指定された「受験票/筆記用具/時計」。
スマホは電源を切って他の荷物と共に廊下に置いたそうです。
ちなみに、娘はシャープペンを使わず鉛筆と鉛筆削り器を持参しました。
シャープペンを使用予定であれば「シャープペンの芯」の補充を忘れないよう気を付けて。
試験開始前に質問の受付があったそうです。
数人、挙手をして質問をしたそうです。その後、試験開始です。
小論文は、志望学類(理系)の関する内容の英文と文章問題がでて、解答は文字数制限がありました。
しかし、注意書きを読まなかったのか「下書き用紙を使わなかった」と言っている人がいたとか。
入試の数日前に娘が「先輩の入試報告書に読んでいたら『小論文に㎗とか単位が出た』って書いてあった。」というので「単位とか覚えてる?確認をしておいたら?」というやり取りをしました。
小論文が終了し小論文の出来具合を聞いたところ「単位を使った問題が出た。単位を見直しておいて良かった。しかも、読んでいた教科書の問題も出た!」と手ごたえを感じているようでした。
学校の進路指導室に先輩の入試報告書があるのであれば、合格のヒント、不合格になってしまった要因などが記載されていると思うので情報収集をすることをおススメします。
小論文終了後、翌日の面接について「面接試験集合時間と集合場所(面接控室)」の用紙が配布されました。
推薦入試2日目(面接)
▪集合時間と集合場所が指定されている「面接試験集合時間」は、集合場所と受験番号順に面接時間が午前・午後に分かれていました。
▪娘の学類は午前の部は集合時間の9:30と午後の部の集合時間は12:30でした。
▪受験者の点呼が行われてから面接開始。
面接ブースが決められていました。
面接控室での過ごし方と面接
娘は、面接控室で自分の順番を待つ間「志望の動機」のコピーや出身高校で面接指導時に注意された事や気になった事をまとめた自作の面接対策書類で再確認。
面接は面接ブースが決められていて、名前を呼ばれたら教室の前に座って(英検の二次試験(面接)のような感じ)待ったそうです。
前日同様、荷物は廊下に置いたそうです。
面接内容
面接では、面接官が「志望の動機」など資料に目を通してから、最初に「志望の動機」に関する事について聞かれたそうです。
その後は「面接官の質問に答える」という面接指導同様の形で面接が進んだため緊張しなかったとか。
面接内容は、「出身高校でやってきた研究内容」や「好きな教科について」の質問に多くの時間を費やされたそうです。
最後に「部活の内容」を少し聞かれ終了。
心配していたオープンキャンパスについては聞かれなかったとか。
研究の質問を含め面接指導通りしっかり質問には答えられたようです。
しかし、1人の面接官が娘の返答について、あまり興味を示してくれなかったと感じたそうです。
対照的に「(同じ時間に)面接を受けている最中、面接官と大笑いしながら楽しそうに面接を受けている声が聞こえた・・・。」と落ち込む娘。
他の人との面接の雰囲気が違う事が娘を憂鬱な気分にさせたのです。
冷静沈着で理系脳の娘には珍しく、大きめの声で他の人との面接の雰囲気が違う事を嘆き悲しみ、時にはイラつきながら面接の様子を教えてくれました。
しかし、正直なところ面接の様子を聞いて「困ったことになった・・・。」と思いました。
ほぼ1ヶ月は推薦入試の準備に追われていました。
自宅でセンター試験のための勉強、センター対策問題集などを開いている様子もなかったからです。
「面接官が興味を示してくれなかった」と感じた娘ですが、合格しています。
面接官はしっかりと話を聞いてくれています。
面接官に自分のやってきたことや考えていることをアピールできるチャンスです!
▪質問の答えに困っても黙らない。
▪質問には絶対になにかしら返答する。
▪返答できなかった時や返答のしくじりに気づいて「笑う」「ニヤニヤ」だけはしないように意識して注意する。
▪面接官はしっかりと話を聞いてくれています
試験会場配置図及び交通機関・入試新着情報・昼食
筑波大学HP「入試新着情報の確認」より「入試について」お知らせあり(11/22付)
※筑波大学のHPの「入試情報」にある「入試新着情報の確認」の確認をお忘れなく。
※学生募集要項をよく読みましょう。
娘は研究発表会や雙峰祭などで筑波大学に数回ほど行った事があるため、私は大学へ付き添いはせず(願書の書類と同封されていた)学生募集要項に各学類とバス停の配置についてある3枚のコピーを持たせ娘を1人で試験場に行かせました。
▪「試験会場配置図及び交通機関」
▪各試験会場の略図と掲示板の位置が表示されている「第一試験会場・第二試験会場・第三試験会場、体育・芸術試験会場周辺略図」
▪TXやJR常磐線(土浦駅)からの交通機関「交通機関」と各試験場に行くための最寄りの(指定)バス停が表示されている「学群・学類/試験場/試験場最寄りのバス停」など
▪つくばセンターバス乗り場付近つくば駅前「BiViつくば」にローソン(24時間)
▪「トナリエつくばスクエア」にファミリーマート(24時間)
▪つくば駅の改札口を出たところにあるファミリーマート(6時~23時)の3店舗しかないので店内が混雑&お弁当やパン、サンドイッチ類が品薄になることが予想されるのでご注意ください。
親の付き添い&下見
2021年11月の推薦入試受験者以外の付添者は自家用車での送迎を除き大学構内への立ち入りはできない。
娘を見送るためにホテルからバス乗り場まで一緒に行き、バスが出発するまで様子を見ていると何組もの保護者と学生が一緒にバスに乗車をするのを見かけました。
(2020年11月との推薦入試と前期の付添者のための控室はありませんでした。)
受験時には電車の遅延を警戒してホテルに宿泊をしましたが、電車の遅延やバスのアクシデントなどなく無事に2日間の受験を終えることが出来ました。
遠方から受験で初めて筑波大学に来る人は、出来る事ならつくば駅周辺や研究学園駅周辺のホテルに宿泊し実際バスに乗って試験場の下見をした方が安心できるのではないかと思います。